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2023.10.25

【肌荒れ・ニキビ】ニキビの原因と種類を徹底解説

 

大人になってもニキビは誰でも気になるもの。大人になってからできるニキビは疲れている時や体調が悪い時にできやすいと感じる方も多いと思います。肌のコンディションは、体調と密接に関係しています。誰にでもできる可能性があるニキビは、繰り返したり、こじらせて重症化してしまうこともあります。今回はそもそもニキビとは何か、ニキビの種類や原因を解説していきます。ニキビは皮膚病の一種ですので、ニキビの原因をしっかり理解して、早めに対処していきましょう。


 

ニキビとは

 

ニキビとは

 

ニキビの正式名称は「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」です。思春期から大人まで男女問わず90%以上の方が経験する生理現象ですが、ニキビも皮膚の病気の一つです。様々な原因で皮脂や古くなった角質などが毛穴につまり、アクネ菌が繁殖し、中で炎症が起こり赤くなったり、膿が溜まったりして膨らんだ状態のことです。炎症が広がったり、治ってもまたポツリと出てきたり、重症化することもあり正しいケアが必要です。

 

思春期ニキビと大人ニキビ

思春期にできるニキビは皮脂分泌が活発になることが原因で額や鼻などのTゾーンを中心に顔全体にポツポツできます。思春期ニキビに対して、大人ニキビは顎や口周りなどのフェイスラインにできるのが特徴です。目立ちやすく、繰り返しできたり治りにくかったり、ニキビ跡が残りやすいのも特徴です。また乾燥やストレス、生活習慣、ホルモンバランスの乱れなど様々な原因が重なってできるので、大人ニキビの場合は正しいスキンケアと同時に身体の内部からのケアも必要です。


 

ニキビができるメカニズム

 

皮脂の分泌が過剰になる

皮脂は真皮にある皮脂腺から分泌される脂です。男性ホルモンのアンドロゲンには皮脂の分泌を高める性質があり、大人ニキビに関係しています。ストレスを感じるとアンドロゲンが体内で増え、皮膚を固くし、皮脂の分泌を促す作用が働きます。他にも皮脂の分泌が過剰になる原因として、食生活の乱れや乾燥なども挙げられます。

 

毛穴が詰まる

健康的な肌ではターンオーバーによって、古い角質は剥がれ落ちていきます。ターンオーバーの周期が乱れると、毛穴周囲の角質が厚くなり、毛穴の出口が狭くなって詰まりやすくなってしまいます。ターンオーバーの周期が乱れる原因は、紫外線や皮膚の摩擦などの外部からの刺激、皮膚の乾燥、ホルモンバランスの乱れ、食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなど様々なものが挙げられます。毛穴の中で皮脂と古い角質、外気からの汚れなどが混ざり合って角栓ができると毛穴は完全に詰まってしまいます。

 

アクネ菌が増殖

アクネ菌と聞くと、ニキビを作り出す悪い菌というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。アクネ菌とは誰もが持っている肌の常在菌です。毛穴が詰まっている状態を放置しておくと、皮脂が溜まり、皮脂をエサとするアクネ菌が増殖します。毛穴の中に増殖したアクネ菌に対抗するため、皮膚は炎症を起こします。

 

ニキビの種類とその原因

 

白ニキビ

ニキビの最初の段階で、毛穴に皮脂、ちり、ホコリ、古い角質などがつまり古くなった状態です。毛穴に詰まった皮脂や角質が混ざったものが白く透けて見えますが、痛みやかゆみはまだ感じません。この段階で早めにスキンケアなどを行うことで、重症化することを防げます。白ニキビができる原因として、皮脂の過剰分泌、皮脂が厚くなり毛穴が小さくなっている、ターンオーバーの乱れが挙げられます。

 

黒ニキビ

黒ニキビは白ニキビが少し進行した状態です。皮脂が盛り上がってニキビの毛穴が開き、そこが空気にさらされ酸化し黒っぽく変色した状態です。シミや小さなホクロのように見えます。黒ニキビは、額、眉間、鼻などの皮脂量の多いTゾーンに出来やすいのも特徴です。また放置するとシミになりやすいので、ケアが必要な段階です。

 

赤ニキビ

赤ニキビは、黒ニキビがさらに進行し悪化した状態です。毛穴に角質や皮脂、老廃物がたまって詰まってしまったところに、アクネ菌が繁殖して炎症を起こし、ニキビの周りが赤く腫れ上がったものです。赤くプックリと腫れて、見た目にもはっきりとわかるようになります。炎症がひどくなると膿んで膨れ上がり、痛みを伴う場合や熱をもつこともあります。赤ニキビは人によっては、治りにくかったり、炎症がひどくなってしまいクレーターのような跡になる可能性もあります。そうならないためにも、アクネ菌のエサである皮脂を増やしすぎないようにしていきましょう。

 

まとめ

大人でできるニキビは、身体の内部の状態とも密接していることがお分かりいただけたと思います。もちろん正しいスキンケアをして肌を乾燥させないことも大切ですが、栄養のバランスの取れた食事をとる、睡眠をしっかりとる、ストレスを解消するなど身体の内部からきちんとケアしていきましょう。ニキビが軽症なうちは、ついつい放置してしまいがちですが、放置してしまうと炎症が進んで跡に残る可能性が出てきてしまいます。ニキビが出来たら、早めにケアをして、悪化しないように気をつけていきましょう!

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