男女問わず、肌悩みの中でも気にしている人が多い「イチゴ鼻」。
気になって毛穴の角栓を無理に出していたり、たくさん洗顔をしてしまったり、ピールオフパックを毎日使ったりしていませんか?いいと思っている行為が実は悪化させてしまっているかもしれません。
一度イチゴ鼻になってしまうとクレンジングや洗顔を普段通りに行っただけでは、なかなか改善することができません。角栓のケアを正しく行わないとイチゴ鼻は余計に悪化してしまう可能性もあります。
今回は、イチゴ鼻の正しいケア方法やおすすめアイテムをご紹介いたします。
イチゴ鼻の原因
・過剰な皮脂分泌
皮脂を分泌する皮脂腺は、顔の中でも鼻やおでこといったTゾーンに多く集まっています。男性は女性に比べて約2倍もの皮脂を分泌するので、鼻の過剰な脂に悩まされてる人も多いです。
・角栓の形成
角栓は毛穴の奥にある皮脂腺から過剰に分泌された皮脂と毛穴の中に残っている産毛や角片が混ざり合ってできたものです。これが、酸化して毛穴が黒く見えるようになります。
・お手入れ不足
帰宅したらすぐにクレンジング、洗顔をしてホコリや汚れた皮脂を落とします。これをするだけで角栓が出来づらくなり、イチゴ鼻の改善に繋がります。また紫外線で酸化してしまうので、UVケアを怠ることも原因となります。
イチゴ鼻のケアの方法
・洗顔前の蒸しタオル
イチゴ鼻を改善するには、まず毛穴に詰まった汚れを取り除く必要があります。
洗顔の前に蒸しタオルを使って、肌を柔らかくし、毛穴をひろげます。
蒸しタオルは濡らした後、ある程度水気を絞ったタオルをレンジで1分程度温めて使用します。
火傷をする可能性があるので、レンジで温めたあとはタオルを広げて温度を調節してから鼻にのせるようにしましょう。
洗顔
角栓や汚れを取り除くには、丁寧な洗顔を行うことが大切です。
洗顔料をしっかりと泡立てて、Tゾーンや顎など皮脂の多い部分から優しく洗いましょう。
イチゴ鼻が気になってゴシゴシ鼻を洗わずに泡のクッションを転がすイメージです。あまり長い時間、泡を肌にのせずに、30〜40秒くらいで洗い流しましょう。ぬるま湯(34〜36℃程度)でしっかり洗い流します。
洗顔料が肌に残っていると、肌荒れやイチゴ鼻の悪化に繋がります。
毛穴の汚れがひどい場合は、クレンジングを使用してみましょう。
クレンジングは、皮脂汚れなどを取り除くことに優れているため、クレンジングをしてから洗顔を行うのも効果的です。気になる鼻だけでも取り入れてみましょう。
・保湿
クレンジングや洗顔でしっかりと毛穴の角栓や汚れを取り除いたら、清潔なタオルで優しく押さえるように水分を拭き取り、すぐに保湿ケアを行いましょう。乾燥状態はイチゴ鼻を悪化させてしまいます。
洗顔で汚れをとっても、保湿を怠ると肌の水分を保持するために皮脂分泌が活発化します。化粧水で肌に潤いを与えて、乳液で肌の水分が蒸発しないように蓋をします。
化粧水は、毛穴の引き締めが期待できる、収れん化粧水がおすすめです。
オススメのイチゴ鼻ケアアイテム
・ワンデイズユー P.Z. SSOC SSOCノーモアブラックヘッド除去ポアクリーンデュオ
この商品は、角栓を抜き取らないため、刺激なく溶かすことのできる皮脂除去剤です。
コットンに染み込ませたら気になる部分に密着させ15〜20分ほどパックします。
コットンをはがし、ぬるま湯で綺麗に洗い流します。洗い残しがないようにしましょう。
毛穴に詰まっている老廃物や皮脂を溶かし、皮脂を肌表面に抽出し、毛穴の収れん&鎮静と3ステップでイチゴ鼻を改善していきます。
週に1〜2回の使用頻度がおすすめです。
・ツルリ パックバー
この商品は、スティックタイプのクレイパックでピンポイントケアが出来ます。黒ずみやザラつきが気になるところに直接塗れば、クレイの吸着力とスクラブのかき出し力で一気に毛穴ケアが出来ます。整肌成分や保湿成分も配合されているので、洗い流し後もつっぱらずになめらかな肌に導きます。洗顔後、軽く水気を拭き取った肌に使用し、塗ったあとは1〜2分程度したら、ぬるま湯で洗い流しましょう。
・ツルリ 毛穴クリア ホットクレンジングジェル
この商品は、温感ジェルで毛穴・メイク汚れを溶かし出し、つるつるの素肌へ導くジェルクレンジングです。このクレンジングでメイク落とし、洗顔、マッサージ、角質ケア、美容パックが出来ます。肌にのせると温かくなるジェルが毛穴を開き、毛穴の汚れをしっかり溶かし出します。蒟蒻スクラブで汚れを絡め取り、クレイで角栓を吸着します。引き締め成分も保湿成分も配合されています。
まとめ
イチゴ鼻の正しいケア方法とおすすめアイテムをご紹介しました。
イチゴ鼻を改善するには、毎日のスキンケアを習慣化することが大切です。また、生活習慣の見直しや紫外線対策も改善の策となります。
すぐにイチゴ鼻が良くなるものではないので、少しずつ改善に向けて正しいケアをし続けましょう。