これまで肌トラブルとは無縁だったのに、年齢や生活環境の変化に伴い、
ニキビやベタつきなど肌トラブルがでてきたという方も多いはずです。
男女問わず日常生活やビジネスにおいて清潔感は求められており、肌悩みの解決は重要ですよね。
男性は清潔感や見た目を気をつけることで年収がアップすることにも繋がるともいわれています。
そこで今回は、思春期の頃とは違った肌悩みや20代の肌の特徴、おすすめのスキンケアについて紹介していきます。
20代のメンズの肌の特徴
皮脂量が多い
男性は思春期から皮脂の分泌量が急激に増加し、20代になればピークに達します。
20歳を迎える頃には女性の約2倍の分泌量といわれています。女性は20代をピークに皮脂の分泌量が減少するのに対し、男性は大きく減少することはありません。
皮脂の分泌量が多くなることで毛穴に汚れが溜まるため、ニキビや黒ずみ、顔のテカリやベタつきといった肌トラブルが起こりやすくなります。
水分量が少ない
男性は女性に比べて肌の水分量が約40%も少ないといわれています。
特に20代後半から水分量はどんどん低下していくため乾燥肌になりやすいです。乾燥肌になることで肌のキメが粗くなったり小ジワが目立ったりと別の肌トラブルでの悩みも増えていきます。
特に男性は日常的にスキンケアをする人が少なく、肌に水分補給をしていないため水分不足になりやすいです。
肌トラブルが多い
また、紫外線や不規則な生活、シェービングによる肌荒れなど20代のうちは肌トラブルが尽きません。
通勤や運転、レジャーなど活発的に動く20代は紫外線のダメージも受けています。
紫外線は肌の水分量を奪い、乾燥を招き肌のバリア機能を低下させます。肌状態を健康に保つためには、日々のスキンケアが大切になります。
20代メンズの肌トラブル
ベタつき・テカリ
20代の肌悩みの1位がベタつき・テカリだといわれています。
特に額〜鼻にかけて一般的に「Tゾーン」といわれる部分は皮脂の分泌量が多いため、特にテカリやすい傾向にあります。
こういった肌のベタつきやテカリは肌の内側が乾燥している証拠です。
乾燥を防ごうとして皮脂が過剰分泌するため、保湿ケアをしっかり行うことが重要になります。
ニキビ
乾燥しやすく皮脂量が多い男性特有の肌質はニキビの症状が長期化しやすいです。
大人になってからのニキビは思春期の時とは異なります。
大人ニキビは男性特有の肌質や、日々の生活習慣が原因といわれています。
中でも「食生活の乱れ」が大きな原因として挙げられます。油分や炭水化物、カロリーの高い食事、忙しいからといって食事内容を疎かにしていませんか?
このような食事は皮脂の分泌量が増えやすい状態です。肌トラブルを防ぐためにも、健康的な食生活を心がけましょう。
シェービング荒れ
20代はヒゲも本格的に生えてくるようになり肌に負担もかかります。
頬〜顎の「Uゾーン」と呼ばれる部分はシェービングで角質の表面を傷つけていることがあり、傷ついた肌表面から水分を失いやすく乾燥の原因になります。シェービングの際はシェービング剤をきちんと使用し、保湿ケアをすることを心がけましょう。
20代メンズにおすすめのスキンケア方法
泡で優しく洗顔
肌をキレイに保つために絶対に外せないポイントが洗顔です。洗顔では古い角質や汚れた皮脂を落としてくれます。
しっかりと泡立てた泡で肌の上を転がすように汚れを落とすことがポイントです。肌と手が直接触れないことで、肌にかかる負担を減らします。
しっかり保湿
洗顔後は肌が乾燥しやすいので化粧水でしっかりと保湿を行いましょう。
20代半ばから肌の水分量はだんだんと低下していきます。肌の乾燥は皮脂の過剰分泌に繋がるので、洗顔後は必ず化粧水でお肌に水分を与えてあげましょう。
乳液で水分を閉じ込める
化粧水で保湿した後は乳液をすることで、水分を肌に閉じ込めてくれます。ポイントは化粧水後に使用することです。
例えば干した乾燥している魚と釣り上げられたピチピチの魚ではどちらがはやく吸収しそうでしょうか?乾燥している魚よりも潤いのあるピチピチした魚であればどんどん吸収するのと同じで、肌も潤っている状態の方が乳液もどんどん浸透していきます。
強く擦ってしまうと肌へ刺激を与えて肌トラブルの原因になるので、顔の中心から外側へ優しく伸ばしてあげましょう。
まとめ
肌のテカリや大人ニキビ、肌悩みが多い20代の肌も正しいスキンケアをすることで美肌に繋がります。
数日で変化が出る人もいれば中々変化が出ない人もいるかもしれませんが、毎日丁寧にスキンケアをすることが大切です。
肌のターンオーバーは約2〜3ヶ月といわれています。
新しい肌に生まれ変わる前にスキンケアをやめてしまっては今までの努力が水の泡になってしまうので、まずは3日、1週間、1ヶ月、と少しずつ目標を持ち取り組んでみましょう!