「顔の中でベタつくところとカサカサするところがある」
「おでこや顎など特定の部位にニキビができやすい」
など、
毎日スキンケアをしていても、肌トラブルに悩まされている男性が多く、
自分の肌タイプにあったスキンケア方法がわからない方もいるのではないでしょうか。
自分の肌タイプをあまり理解せず、肌トラブルに悩んでいる方は
もしかしたら混合肌かもしれません。
今回は混合肌の特徴やおすすめのスキンケア方法などを解説していきます!
自分の肌タイプを正しく理解して、健康的な肌を目指していきましょう。
混合肌の特徴
混合肌とは?
肌タイプは水分量と皮脂量のバランスによって普通肌、乾燥肌、混合肌、脂性肌の
4つに分類されます。
その中の混合肌は一般的に乾燥肌と脂性肌の肌質を持っている状態の肌タイプです。
額・鼻のTゾーンがテカる、顎・頬のUゾーンが乾燥するといった顔の部位によって
肌質が異なります。
また朝は乾燥し、夕方になるとベタつく特徴も持っています。
脂性肌・乾燥肌と勘違いして、間違ったスキンケアをしている場合も多く、肌トラブルが改善しづらいのがネックです。
また、季節や体調、環境によっても肌の状態が左右され、
メンズだけでなく日本人に最も多いと言われている肌タイプです。
混合肌になる原因
一時的な混合肌の場合は、寒暖差によるものが主な原因となります。
寒暖差によって肌が乾燥すると、紫外線などの外的刺激を直接受けてしまい、肌の水分量と皮脂量のバランスが崩れ、角質が傷ついたりすることで肌の状態がバラバラになってしまいます。
日本には四季があるため、季節の変わり目で混合肌になる方も多いようです。
また、混合肌の原因として、暴飲暴食や不規則な生活によるホルモンバランスの乱れも考えられます。
外食が多かったり、脂っぽいものを食べすぎていたり、睡眠時間が短かったりすると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスが乱れると、約30日で排出される汚れた古い皮膚が溜まり、乾燥や皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。
混合肌のよくある肌トラブル
Tゾーンにニキビがよくできる
顔の中でも皮脂分泌が多いTソーンは、顔のテカリ、ベタつき、ニキビや毛穴のトラブルが多くなります。
皮脂が過剰、乾燥してうまく肌のバリア機能が働いていないことから、
額や鼻、顎にニキビができやすくなります。
また、皮脂量が多いことで、小鼻に角栓ができたり、毛穴が開いたり、角栓が酸化し黒くなってしまうこともあります。
毛穴が気になると、角栓をこすったり、鼻の角栓用パックなどで無理に取ろうとして、
肌を傷つけていたり、毛穴を広げてしまったり、逆効果になってしまうので注意しましょう。
頬や口周りが乾燥する
混合肌はUゾーンである頬、フェイスラインは乾燥しやすい特徴があります。
皮脂の分泌量が少なく、小じわやくすみなど、乾燥による肌トラブルが起こりやすいです。
また、特に男性はシェービングによるダメージを受けやすいです。
皮膚が薄いうえ、ダメージが蓄積して乾燥しやすくなり、肌が硬くなってしまいます。
触って硬いと感じる場合は保湿ケアを徹底していきましょう。
混合肌さんにオススメのケア方法
洗顔は優しく行う
保湿成分が多く配合されている化粧品を使っても、肌が汚れた状態だと成分が浸透しません。
なので、どの肌タイプでも洗顔が基本となります。
洗顔料をつける前にホコリなど水だけで落ちる汚れを落としてから、たっぷりの泡で洗っていきます。
顔の中心から外側へ円を描くように顔を洗うといいでしょう。
この時テカリが気になるTゾーンは、指の腹で丁寧に洗うと毛穴の汚れも浮きやすくなります。
皮膚が薄く乾燥しやすいUゾーンはさっと軽く洗う程度で問題ありません。
必要な皮脂まで落としたり、ゴシゴシ洗顔してしまうと、乾燥し肌トラブルを引き起こしてしまうので、洗い過ぎには注意しましょう。
また、洗顔料の洗い残しは肌トラブルにつながることもあるので、きちんと流し切りましょう!
洗顔後はしっかり保湿する
洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。肌に水分を与えることで肌は柔らかくなり、
保湿成分や美容成分を受け取りやすい状態となります。
化粧水の成分の約80%は水でできており蒸発しやすいため、化粧水だけでなく
油分の含まれた乳液やクリームでふたをすることが大切です。
皮脂量が多いTゾーンは乳液のみ、乾燥しがちなUゾーンは乳液とクリームを使うなど部位によってケアを使い分ける事がおすすめです。
保湿力のあるスキンケア商品を選ぶ
混合肌は乾燥を防がなければならないため、化粧水や乳液などを選ぶ際は、
高保湿成分が配合されていて、潤いを保てるかを確認しましょう。
具体的には、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカン、アクアオイルなどが配合されたアイテムを選ぶようにしましょう。
また、肌への負担が小さい低刺激のものが最適です。
混合肌は肌が不安定なため、肌の状態を安定させてくれるような自然由来の成分が配合されたものもおすすめです。
まとめ
混合肌は乾燥よりもテカリの方を気にする方が多いですが、肌の水分量と油分量のバランスが取れていないことが原因となるので、バランスを整えることが大切です。
また、混合肌はストレスや外的刺激、生活習慣などからくるホルモンバランスの乱れも原因になるので、食事、睡眠、ストレス解消にも目を向けてみましょう。
スキンケアの方法やアイテム選びに迷っている方は、自分の肌タイプにあったスキンケア方法を
取り入れ、健康的な肌を目指しましょう!