スキンケアといえば、保湿が大事と思われがちですが、実は洗顔もスキンケアの大事な工程の一つです。
しかし、これまであまりケアをしてこなかったメンズは、改めて「洗顔」と言われても、洗顔料の選び方や洗顔のやり方に迷ってしまうことも多いのではないでしょうか？
正しい洗顔をすることで、美肌を目指すことができたり、テカリや乾燥などの肌の悩みを解消できたりして、多くの方が求める「清潔感のある肌」を手に入れることができます。
逆に、「子どもの頃から洗顔をしてきたから…。」といって、間違った洗顔方法を続けてしまうと肌トラブルの原因にも繋がります。
そこで今回は、メンズが意外と知らない正しい洗顔方法を紹介していきます！
清潔感のある肌を簡単に手に入れるためにも、朝夕の「洗顔」の質を少し上げてみましょう！
★洗顔の重要性
ニキビやベタつきなど肌トラブルを防ぐためには、毎日の洗顔が不可欠です。
洗顔の一番重要な役割は、肌の汚れを落とすこと。
朝、一見きれいに見える肌でも、寝ている間に肌の上に皮脂や汗が乗った状態になっています。
さらに、一日中外気に触れた夜の肌の上には、ホコリや花粉、大気の汚れや皮脂がベッタリ付着しています。肌に付着した汚れや皮脂をしっかり落とせていないと、肌トラブルに繋がってしまいます。
さらに、皮脂分泌量は20代以降、女性よりも男性の方が皮脂の量が多くなります。その量は女性の2倍！
歳を重ねても比較的、皮脂分泌量は多いままなので、正しいケアを行わないとニキビ発生の要因にもなります。
毎日の洗顔で清潔な状態を保ちましょう！
★正しい洗顔の手順
毎日、なんとなく行っている洗顔にも、正しいとされている手順があります。
実際に、正しい洗顔方法で行えているかチェックしてみてください。
1.手を洗う
手が汚れた状態で洗顔をしてしまうと、肌に傷を付けるだけでなく、洗顔料が泡立ちにくくなる原因に。洗顔をする前に、軽く手を洗うことがオススメです。
2.ぬるま湯で顔を洗い流す
はじめに、ぬるま湯でしっかり顔をすすぎます。この予洗いをすることで、毛穴が開いて皮脂や角質などの汚れが落ちやすくなります。
洗顔に適切な水温は、30度程度。体温に近い温度だと、本来の潤いを失うことなく皮脂汚れを浮かしてきれいに洗うことができるのです。
3.洗顔料をしっかりと泡立てる
十分に洗顔料を泡立てることで、手で肌をこすってしまうなどの肌ダメージを減らすことができます。泡立てネットを活用すると、簡単に大量の泡を作りやすくなります。泡立てる時間も短縮できるのでオススメです。
4.TゾーンからUゾーンの順番に洗顔料を乗せる
皮脂分泌が多い、「額」や「鼻」などのTゾーンあたりから泡を乗せ始めましょう。
その後に、皮脂分泌の少ない頬などのUゾーンの順番に洗うことで必要以上に角質を洗い流さずに済み、肌荒れを防ぐことができます。
5.ぬるま湯で十分にすすぐ
最後に、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流します。
洗顔料が残っていると肌荒れの原因となるので泡が残らないように十分にすすぎをする必要があります。この時も、肌温度に近い30度程度のぬるま湯を使用するようにしましょう！
★よくありがちなNG洗顔方法
男性がよく間違えがちな洗顔方法。
NG洗顔を行ってしまうと、肌トラブルを引き起こす原因にもなります。あなたがNG洗顔をやってしまっていないかチェックしてみましょう。
1.ゴシゴシと力強く洗っている
顔の汚れを落としたいからといってゴシゴシと力強く洗うのは逆効果です。
力強く洗ってしまうと、角質や皮下組織にダメージを与えてしまい、肌のバリア機能が低下してしまうことも。
洗顔の際は、優しく触るように行いましょう！
2.泡立てずに洗顔をしている
洗顔料を泡立てずに洗顔をすると、汚れが十分に落ちなかったり、摩擦によるダメージを与えてしまい、肌荒れの原因になります。
しっかりと手のひらで泡立ててから洗顔を行うか、泡立てネットなどを活用し、泡立ててから洗顔を行うよう注意しましょう。
3.すすぎにかける時間が短い
急いでいるからといって、洗顔料をつけた後にパパッと短い時間ですすぐのは、よくありません。
すすぎの時間をしっかり取らないと洗い残した洗顔料が肌荒れや毛穴詰まりを引き起こしてしまうため、肌トラブルへと繋がってしまいます。
4.洗顔にかける時間が長い
逆に、洗顔にかける時間が長いと洗顔料が皮脂や角質を必要以上に取り除いてしまいます。肌を傷つける原因になるので、1分以上の洗顔はやめましょう。
5.洗顔を1日3回以上している
顔の皮脂や汚れが気になるからといって、1日に3回以上洗顔を行うことはNG！
「洗顔時間が長いのはNG」というのと同じで、洗顔をやりすぎると必要な皮脂まで洗い流すことになり、乾燥肌の原因となります。目安として、朝と夜の2回行いましょう！
まとめ
今回は、メンズが意外と知らない正しい洗顔方法を紹介しました。
肌を清潔に保つためにも、正しい洗顔方法で、肌に負担をかけないようケアしていきましょう！
